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後書
―postscript―











 序章から断章まで、全十章。
 読んで下さいまして本当にありがとうございます。

 この中編を最初に書き上げたのは、ゆうに十年以上前の事でした。
 プリントアウトしてあった原稿を見て自分でも「うわ、古い文章だなぁ……」と思っていたのですが、今回縁あってリライト(と言っても、ほぼ一から書き直し)して連載を開始しました。
 当初は「短期集中連載」と銘打っていたのにプライベートな理由など紆余曲折あって、完結までにだいぶ時間がかかってしまいました。
 連載ペースについては、反省する事しきりです。
 連載中はいろんな不安がつきまとっていました。
 その最たるものが「TRPGが大元の二次創作もどきのこの話を、読んでくれる人はいるんだろうか」ということ。
 思い入れのある作品だからこそ、十年以上経った今、リライトしたのですが……
 私の独りよがりな作品かもしれません。
 自己満足な作品かもしれません。
 でも、執筆時や更新時などに寄せられた声に支えられました。
 すごくすごく助けられました。

 この「哀しさと優しさと」をリライトしようと思った最大の理由は、近々連載を開始する作品「泡沫の夕闇 月下の詩」と世界観――というか作品の持つ雰囲気が似ているからです。
 自分自身のリハビリ、という意味合いも強かったかもしれませんね。
 一条颯姫と紫城楓という女性。
 彼女らは、私の異能モノ作品の原点ともいうべきキャラクターです。
 それを踏まえて、少しでも楽しんでいただける事を願って……

2005/04/18 哉桜ゆえ
島谷ひとみ『祈り』を聴きながら












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